FACS-JAPAN

    FACS-JAPANが作成した＜咳に関するコアシート＞のうち、喉頭異常感に関する部分を紹介します。

　　　

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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　　のど症状に関する1)-7)の項目の合計点は0点（症状なし）から42点（最悪）になります。

　　　　　8点以下；概ね健常状態、

　　　　　13点以下；要治療、

　　　　 　＜項目6）＞が2点以上；環境真菌の定着を疑い検査をすすめる　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　という結果が導かれました(未発表データ)。

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　　私たちの外来では、毎回診察のたびにコアシートを記入いただき、どんな喉頭異常感が残っているかをたよりに治療を修正してゆきます。

　　咳の治療を行ってもなかなか咳が治らなかったり、のど症状の合計得点がいつまでたっても8点を切らなかったりする場合は、かかりつけの先生にご相談の上　呼吸器専門病院の受診も御考慮ください。

専門病院では、“咳喘息と逆流性食道炎の合併”、“アトピー咳と咳喘息の合併”など、難しい診断が下される時もありますが、その治療によってもスコアの合計点が8点を切らなかったり、＜項目6)＞が1点以下にならなかったりする場合は、真菌関連慢性咳嗽FACCを疑って担子菌を検出し治療ができる施設への受診が必要になるかもしれません。